ひろば
2013/09/30
HP版『ひろば』
村井中央執行委員からの現地レポート
2013年3月末の職場委員会において皆さんにご承認いただいた件です。私たち中央執行委員の一人である村井中執が、本年4月1日から気仙沼市へ応援職員として赴任しております。3月半ば、職場委員会の場で『役員の任期中ではありますが、東日本大震災の応援職員として、役員自ら被災地へ赴き、汗をかく事の意味は今後に続く組合員さんのためにもなると判断させて頂きました。ぜひ、応援してあげて下さい。』とご説明いたしました。その村井中執からのレポートをこの場で皆さんにご紹介させて頂きます。
Tuesday, September 24, 2013 11:01 AM
気仙沼市村井です。
ついにこの報告も最終回となりました。
着任した当時は、半年という期間がとても長いものだと思っておりましたが、
ここまでくると、あっという間だった気がします。
私の派遣希望にあたっては、快く送り出していただいた組合員や役員のみなさま、
元の職場の方々、派遣中に支援していただいた職員課の方々、
派遣先で不明なことを問い合わせさせていただいた法制課、管財課、産業観光課、建築開発審査課、文化振興課の方々、
本当にありがとうございました!
見知らぬ土地で業務をする私にとって、皆様のアシストがなければとてもできないことばかりでした。
あと3日気仙沼市役所へ出勤すれば派遣の仕事は終わりです。
ただ、向こうでできた縁は終わりません。
気仙沼市を応援する団体に登録し、引き続き自分のできる範囲で被災地支援を行っていきたいと思っています。
もし、被災地支援にご興味のある方がいらっしゃれば、是非お声かけ下さい。
一緒になにかしらの復興支援に携わりましょう!
また、私が派遣されていた気仙沼は被災地なのですが、
大槌町に派遣されている神野さんの方が気仙沼よりもハードな状況のようですので、
なにかしらこちらも支援したいと考えています。
拙い文書に半年間おつきあいいただきましてありがとうございました!
10月1日からは町田市役所の職員として、
被災地で学んだことを生かして全力を尽くしたいと思いますので、
その際はよろしくお願いいたします。
Wednesday, September 18, 2013 5:57 AM
気仙沼市村井です。
半年という期間は早いもので、
このレポートも来週で最終回となります。
先日互助会の旅行で気仙沼にお越しいただきましたみなさま、お疲れさまでした!
震災の爪痕を残すモノはずいぶん減ってきたため、
追体験は難しかったかもしれませんが、
できるだけ視覚的にわかるものを取り上げて説明させていただいたつもりですが、伝わりましたでしょうか?
さて、三連休はイベント「目黒のさんま祭り」のお手伝いに行ってきました。
土曜の深夜に気仙沼を出発し、豪雨の日曜日に開催、当日の夜に東京を出発、
深夜に気仙沼着、という強行軍でした。
大雨洪水警報が出ており、バスを降りて5秒でずぶ濡れのこのシチュエーションでやるの?
と思っていましたが、気合いというか意地で開催されました。
実際はさんまを焼き始めたら小降りとなり、夕方まで持ちました。
気迫に台風も遠慮したのかもしれません(笑)
先週まで気仙沼港ではさんまが揚がらず関係者をやきもきさせていましたが、
何とか数日前に初さんまが水揚げされ間に合いました。
5000匹のさんまを無料で振る舞い、主催者発表で約1万5千人の来客がありました。
ボランティアも気仙沼組はバス3台、東京組も駆けつけ100人以上が関わっています。
ボランティアは炭火で焼くさんまの煙に燻されながらも、
「おいしい」と言われて喜んでおりました。
(もちろん祝日の月曜日はボロボロでしたが。。。)
来年は東京組としてボランティアに参加したいと考えています。
また、折角縁ができたので、派遣期間が終了しても、
引き続き気仙沼に関わっていきたいと思います。
Wednesday, September 11, 2013 7:34 AM
気仙沼市村井です。
2週続けてレポートをお休みさせていただいておりました。
さて、9月11日で震災から2年半が経過しました。
私が派遣されている気仙沼でも、毎日なにかしらの復興ニュースが報道されています。
今週月曜日には、陸に打ち上げられた大型船の共徳丸の解体が始まりました。
市は震災遺構として保存を目指していましたが、
土地、船のどちらも民間所有で保存に反対、市民アンケートでも7割弱が保存不要、
との結果となり断念しました。
今日のローカル紙の報道によると、復興に必要な職員がまだまだ足りません。
特に用地交渉、住民説明会を行う部署での職員不足が深刻です。
全国の自治体からの派遣では足りず、広報や企画といった部署には、
民間会社からの派遣も受けています。
是非このレポートをお読みの皆さんも、派遣を検討してみて下さい。
不安な点など相談に乗れますので!
最後に、今週日曜日に目黒区にて「目黒のさんま祭り」が行われます。
落語が元で始まったこのイベントに私もお手伝いで参加します。
気仙沼から持ち込んださんまが炭火で焼かれ、無料で振る舞われますので、
ご予定の合う方はご参加ください。
(私は貝殻にお絵かきをするコーナーにおります。)
Monday, August 12, 2013 10:12 AM
気仙沼市村井です。
8月10日と11日は、気仙沼市最大のイベント、
「みなとまつり」が開催されました。
震災年は開催を見送ったものの、
昨年から再開され、第62回を数えます。
10日は大通りでのパレードに加え、「はまらいんや踊り」という踊りの行進?
があり、
11日は太鼓の演奏、花火
がありました。
一大イベントであるため、商工会議所と、所管の産業部のメンバーが総出であたります。
10日の見所は、愛媛県新居浜市からの山車の遠征です。
高さが5mを越える山車に人が乗り、勇壮なケンカ祭りの風情を出していました。
気仙沼ではケンカ祭りに分類されるお祭りはないとのことで、
かなりの注目を集めていました。
また、「はまらいんや踊り」についてですが、
「はまらいんや」という言葉は、気仙沼では「いっしょにやろうよ」という意味があり、
「一緒に踊ろうよ」という意味になるかと思います。
子どもから大人まで、好みのグループを作り、大通りを踊りながら練り歩きます。
踊りはチームごとでアレンジが認められている(衣装は統一)ため、
いろんなパターンが楽しめます。
高校ダンス部、楽天イーグルスファンの会、地元舞踊の会、中学生のグループ、
ボランティア団体、地元自治会グループなどです。
リズムも早めのリズムで、踊り続けているうちにどんどんハイになっていくのが、
観覧していてもわかります。
11日の見所は、太鼓の演奏と花火です。
太鼓は約1kmに渡って、市内の太鼓団体がズラッと並び、統一した音楽を演奏します。
すごい数の太鼓の演奏は、すごい迫力です。
また、花火は港に打ち上げるため、距離が近い!
場所によってはほぼ真下から見上げるようなイメージのところもあったようです。
定期運行船を止めて花火をあげる、というだけのことはあります。
また、本来は離島の大島に帰る船の最終便が終わっている時間帯に、
お祭り様の臨時船を出しているところも配慮が伺えます。
今年は花火には警備で出ていたため余り見ることができませんでしたが、
次回はゆっくり来訪して見てみたいと思います。
Wednesday, August 7, 2013 7:48 AM
気仙沼市村井です。
やっと東北は梅雨明けしました。
実際は雨がぱらつく天気が多いのですが、
やはり暑い時期は暑い!とならないと、地元経済に影響が出ますので。
(海水浴場やアイスクリームなど)
さて、また地震が活発になってきています。
だいたい2日に1回くらいの頻度で有感地震が起こっています。
日曜日には、宮城県北部で震度5強(気仙沼市は震度4)の地震がありました。
たまたまその時間帯は青森にいたのでわからなかったのですが、
JR在来線に遅れや運休が出ていました。
気仙沼にいた同僚に聞くと、
「震源が近すぎたせいで、揺れた後に緊急地震速報が鳴った」
とのことでした。
けが人が数人出たほかは目立った報道はなかったと思います。
先月末の豪雨(気仙沼市の観測史上最大降雨量)、地震、
と自然災害に皆さんうんざりされています。
また、陸に打ち上げられた大型船の共徳丸についての続報ですが、
市が市民に保存に関しての意向調査をアンケートで行いました。
結果は保存不要が約7割弱になり、市も保存を船主にお願いすることを断念しました。
来月の互助会の旅行の時までに解体にはいるかどうかは不明ですが、
いずれにしろそう長い間は残っておりませんので、
是非足を運んでみて下さい。
Wednesday, July 31, 2013 7:52 AM
気仙沼市村井です。
まだ気仙沼は梅雨明けしていません。
今も室内の温度は20度で、半袖短パンでは少し肌寒いくらいです。
湿度が高く、洗濯物がなかなか乾きません。
(部屋干ししていますが、エアコンの除湿をかけたり、扇風機の風を当てたりしています)
さて、今回は気仙沼と東京の距離感についてです。
東北、しかも気仙沼というと、皆さんは町田から何時間かかると思いますか?
ざっくりとした言い方で言うと5時間から6時間というところです。
内訳は、鉄道が3時間半~4時間半、自動車が1時間半です。
鉄道のうち、在来線が1時間ちょっと、残りが新幹線ですね。
東北新幹線の一関という駅が最寄りの新幹線駅となりますが、
たまたま最短の列車に乗れると、新幹線は2時間も乗らないときがあり、
近くに感じるときもあります。
ちなみに、他にいくつか気仙沼に行く方法はありますが、
時間が許せば仙台から気仙沼行きの昼間の高速バスがあったり、
池袋から気仙沼行きがでている深夜の高速バスもあります。
いかがでしょうか?皆さんが想像されているよりも近いのではないでしょうか?
9月の互助会の東北バスツアーの時にお会いできるのを楽しみにしております
Tuesday, July 23, 2013 11:09 PM
気仙沼市村井です。
先週はバタバタしてレポート遅れず申し訳ありませんでした。
さて、気仙沼市の状況ですが、
相変わらず雨が続いており、日によっては肌寒いくらいです。
夜も寝苦しいこともなく、というかむしろ毛布も布団もかぶって寝ています。
聞いたところでは、こちらは年によっては梅雨明けする前にお盆になることもあるようです。
また、こちらではウニが美味しい時期に入ってきました。
先日は復活したばかりの寿司店「大政」で夕飯を食べたのですが、
殻付きのウニの身をスプーンですくって食べました。
復興についてですが、早い地域では移転先の土地の造成が始まるなど、
復興への明かりが見えてきました。
私の担当する商店街関係は、まだまだ住居に比べて進んでおらず、
仮設店舗から常設店舗に移る際はどうするか、
そのときの資金をどうするか、など店主の方々は不安を感じておられるようです。
制度的には、いわゆるグループ補助金と呼ばれる手厚い補助金を始め、
各種の補助金メニューがあり、うまく使えばほとんど自己資金がなくても復活できるようになっています。
とはいえ、土地の区画整理等が完了し、土地の権利がはっきりするまでは、
建物を建てる事ができないのが悩ましいところです。
そのほか、夏休みを利用して、被災地へのボランティアをお考えの方は、
組合までご相談下さい。
現地の情報提供や、連絡先の案内、宿泊先の情報提供などもいたします。
ぜひボランティアのあと、美味しい海鮮類を食べてみて下さい。
(もちろん日程があえば予約もしますので)
Wednesday, July 10, 2013 7:41 AM
気仙沼市村井です。
ついに気仙沼も日中の気温が30度を越えるようになってきました。
庁舎によってはクーラーのないところもあり、
職場環境にかなりの差がでています。
私の勤務しているワンテン庁舎は、クーラーはあるので、
苦手な夏もなんとか過ごせるかな、と思っています。
市では、観光課がとりまとめをして、
市のキャラクター「ホヤぼーや」のマークが入ったポロシャツを販売しました。
当初は2000円程度を見込んでいたようですが、
200着ほどの注文があったため、1着1000円ちょいに値下がりました。
800人ほどの職員でこの数は驚きです。
地元愛の深さがご理解いただけるでしょうか?
Wednesday, July 3, 2013 7:30 AM
気仙沼市村井です。
こちらも日中は27から28度と、暑くなってきました。
ただし朝晩はまだ涼しく、半袖では肌寒いくらいです。
さて、今週は派遣についての各種情報です。
まずは派遣についての職員課のサポートについてです。
1)担当課長が窓口となり、現地との折衝や帰庁日の調整等をおこなっていただいています。
2)健康推進室では、帰庁日ごとに保健師さんに健康に関する面談をおこなっていただいています。
3)互助会では、互助会便りをメールにて毎号送っていただいています。
4)人事係では、給与明細を郵便にて仮設住宅に送っていただいています。
5)福利厚生係では、共済通信を郵便にて仮設住宅に送っていただいています。
また、仮設住宅での生活を快適にするためにこんなものを入手してみました。
1)エアロバイク:運動不足、ストレスの解消に
2)空気清浄機:屋外がホコリっぽいため
3)プロジェクターとスクリーン:大画面で映画を見てストレス解消に
4)室内プラネタリウム:睡眠前のリラックスに
5)室内物干し:帰りが遅いと洗濯物が湿ってしまうため(物干場には屋根もありません)
6)こたつ:現地に到着した3月31日は雪が降るほど寒かったため
7)高性能耳栓:快眠のために。やはりお隣の物音は聞こえますね。周りが静かなせいもあるでしょうか。
8)地元ローカル紙:現地情報入手のため。地元職員との話題にも。
今後派遣をお考えの方に参考になれば幸いです。
Tuesday, June 25, 2013 11:44 PM
お疲れさまです、気仙沼市村井です。
今月の帰庁日は今週土曜日となりました。
また事務所に顔を出させていただきますのでよろしくお願いいたします。
さて、今週の気仙沼市のニュースですが、
陸地に打ち上げられた大型漁船の共徳丸の解体について、
船主が解体業者と解体契約を締結した、という新聞報道がありました。
地元では「震災を思い出すから解体してほしい」「震災の遺構として保存してほしい」
という両方の意見がまだあり、議会の一般質問でも市の方針が問われました。
すでに解体契約が締結されていますが、
市では市民にアンケートを取り、「残してほしい」意見が圧倒的であれば、
それを船主に伝えて再考をお願いする、という旨の答弁がありました。
震災の爪痕を感じられる施設はかなり少なくなってきました。
もし気になる方がいれば、機会を逃さずご覧になった方が良いと思います。
もちろんタイミングが合えば気仙沼グルメも併せて案内いたしますから、
是非ご検討ください。
また、気仙沼の話題からははずれますが、
岩手県矢巾町というところで、第7回ちゃぶ台返し世界大会が開催され参加してきました。
結果は26名参加中、上位15位まではランキングされましたが、私は残念ながらランク外でした。
ずいぶんゆる~い雰囲気の大会でしたが、
NHKの首都圏ニュースでも出ていたとのことで、
町おこしの費用対効果について考える良い機会となりました。
それではまた報告いたします。
Wednesday, June 19, 2013 7:28 AM
気仙沼市村井です。
昨日から東北地方は梅雨入りしました。
例年よりも約1週間遅れだそうです。
洗濯物はもともと部屋干しだったので、それほど影響はありませんが、
やはりパリッとは乾かないですね。
また、昨日の朝は鳥の声で目が覚めたのですが、
よーく聞くとカモメが鳴いていました。
町田ではあり得ないシチュエーションに、少し感動です。
さて、気仙沼では大きなニュースがありました。
津波で住居を失った方々が生活再建をするための土地の造成が一部で着手されたのです。
防災集団移転促進事業といって、地元の方々がグループを組んで、
再建場所の話し合いをおこない、その結果を持って市が用地買収や工事を行います。
用地買収交渉や、グループの意志決定などに時間がかかり、
二年三ヶ月を過ぎてやっと着手されました。
地元ローカル紙では、一方的に市の業務が遅い、書いていますが、
地域により様々な問題があり、それをひとつひとつ解決してきた行政の貢献に触れていないのは、
とても偏っており残念です。
ところで、今週は「こぶし」に載ることを前提に、
プレゼント企画をしたいと思います。
プレゼントは「カツオまるごと一匹」です。
揚がってすぐ店頭に運ばれたカツオを、クール宅急便にて配送します。
もし魚が捌けるようなら魚のまま、捌くのが難しいようならサクにしてもらい送ります。
限定1名、応募には住所氏名連絡先をお知らせください。
(抽選や先着など、決め方はお任せします。)
もし「金を払うから送ってほしい」という方がもしいればお知らせください。
魚代と配送代の実費にてお送りします。
(その日の魚の大きさで値段が多少変わりますが、三千円程度見ていただければOKです)
なお、執行委員会へも別途一匹送りたいのですが、
飲み会の予定はありますでしょうか?
もし飲み会の予定があり、捌いてくれる飲み屋であれば、
魚のまま送りますので、検討してみて下さい。
それではまた来週報告いたします。
Wednesday, June 12, 2013 7:35 AM
おはようございます、気仙沼市村井です。
地元ローカル紙の三陸新報をレターパックにて一週間分送付させていただきました。
かなり現地の情報が網羅されていますので、よろしければお読み下さい。
さて6月に入りましたが、こちらは雨も余り降らず梅雨はもう少し先になりそうです。
気温は日中こそ20度中盤になりますが朝晩は20度を切っており、
まだまだ毛布が手放せません。
先週から揚がり始めたカツオが、揚がったその日に商店に並び始めました。
もし執行委員で飲み会をされるときはお知らせ下さい、カツオをお送りしますので。
(ただし魚の形のままお送りしますから、捌いてくれるお店限定になるかもしれませんが)
6月から家計簿をつけ始めました。
今後派遣に応募される方がでてくれば、実際の生活費の目安になれば、と思っています。
今はiPadのアプリでレシートを入力していますので、手間も余りかからずに集計できて便利ですね。
6月末に集計してお知らせしたいと思っています。
この何日かの間で、色々進展したことがあります。
一つは商店街を再生するための国の補助金、いわゆる「グループ補助金」の第8次募集の開始です。
気仙沼市内の商店街はかなりの数が被災し、現在仮設店舗で営業しています。
この店主らがグループを組んで店舗の再建をおこなった場合、4分の3の費用の補助があるというものです。
補助率も高いため、かなりの店主が応募されていますが、
土地の嵩上げが終わらないと店舗建設ができないため、補助金をもらう権利はあっても使えない状況で、
これが商店街の苛立ちにつながっています。
( 土地の嵩上げ、区画整理、商店建設、仮設店舗の使用期限が迫る、と未確定要素ばかりなのです)
もう一つは気仙沼市の観光特区申請が認定され、観光関連施設の建設のハードルが下がりました。
具体的には、一定の業種であれば観光特区区域内に事業所を取得建築した場合、
最大で5年間の不動産取得税や固定資産税が減免されるというものです。
気仙沼市では事業者の再建につながると期待されています。
最後に、現在全国ご当地キャラ総選挙というのが行われています。
気仙沼代表の「ホヤボーや」は東北地区で現在2位ですが、当然1位をねらっています。
ご当地キャラ総選挙のホームページから、ご投票お願いします。
(ちなみに観光課では、気仙沼出身の小野寺防衛大臣から応援の垂れ幕?をもらっています。
なかなか観光課も防衛大臣もシャレのわかる人だなあ、とクスっときました)
Thursday, June 6, 2013 12:51 AM 気仙沼市村井です。
お疲れさまです、村井です。
申し訳ありません、今週分の連絡できませんでした。
先週末に風邪を引き、土日で完治させたものの生活ペースが戻らず、
やっと立て直せたので。。
さて、阿部委員長から依頼されておりました、週末の発表会原稿は以下の通りです。
お渡しいただけましたら幸いです。
(原稿ここから)
皆さんお疲れさまです、希望して気仙沼市に派遣されました村井です。
私もこの会に参加したかったのですが、タイミングが合わず残念です。
まず、私が派遣されている気仙沼市の概要や被災状況、美味しい海鮮の事などは、
奥山さんがすでに発表されていると思いますので省略したいと思います。
さて、皆さんに問題です。皆さんは現在気仙沼市の人口約69000人のうち、みなしも含めて仮設住宅にお住まいの方が何人位だと思いますか?
正解は約11700人、ピーク時の入居者約13000人から減りはしたものの、
まだこれほどの方が仮設住宅にお住まいで、不便を強いられています。
これは、平地が極めて少ない気仙沼市において、平地が津波で浸水したため、
平地のほとんどを土を盛って造成しないと住宅や店舗を建設できない状況にあるためです。
ちなみに、造成はまだ着手できていません。
また、震災から2年余りが経過した現在でも震災ガレキ処理率は42%、平成25年11月末までかかる予定です。
その中でも現在最も深刻と感じるのは、行政のマンパワー不足です。
平成24年度中に全国の自治体へ気仙沼市が派遣要望した職員は約120名、
私を含めて実際に派遣されたのは約60名強、と半分がやっとです。
追加で職員を採用したりしていますが、まだまだ足りません。
生え抜きの職員は、震災後ぶっ続けで業務に従事し休みもろくに取れていません。
自らも被災し、精神的ショックを受けているのにカウンセリングも受ける間もありません。
このままでは生え抜きの職員は潰れてしまうと私は「強く」感じます。
どんなに微力でもかまいません、職員派遣に応募して被災地の職員を助けて下さい。
知り合いに興味のある人がいれば、気仙沼市が東京に会場を設けて採用試験をおこないますから教えてあげて下さい。
東京都や宮城県も被災地市町村への派遣のための職員募集をしています。
もし、派遣に興味があるようでしたら組合事務所までお越し下さい。
私に連絡を取ってくれると思いますので、気仙沼についての私の知っていることを全てお知らせいたします。
事前に現地をご覧になりたい場合は案内もいたします。
皆さんと気仙沼でお会いできる事を願ってやみません。
以上
Tuesday, May 28, 2013 11:22 PM
お疲れ様です、気仙沼市村井です。
今まではメールのみの報告でしたが、
来週あたりから、現地のローカル新聞である三陸新報をお送りします。
数ページしかない新聞ですので、ご興味のある方は読んでみてください。
なかなか週に一回のメールではいろいろ伝えきれないもどかしさがあり、
購読を開始した機会に、一週間分位をまとめてお送りしたいと思います。
ちなみに、同紙は 気仙沼の家庭の約8割?は読んでいる、
という気仙沼のことばかり書いてある新聞です。
さて最近の話題ですが、気仙沼のガレキ処理率が3月末時点で約3割、
今年の11月末頃をめどに処理を完了したいとの発表がありました。
大谷処理場という海沿いの処理場では、夜間も焼却をおこなっているのか、煙突からオレンジの煙がでています。
(本当は白い煙なのでしょうが、現場の夜間照明がオレンジなので、煙もオレンジに見えます)
また、先週は駐日ポーランド大使、駐日アメリカ大使、
今週に入って衆議院の国土交通委員会、と立て続けに訪問がありました。
インドネシアは過去に大統領が来たということで、
海外からも気仙沼、南三陸、大船渡といったあたりは未だに注目度があるようです。
また、今週は日本商工会議所の骨折りで、「伊達な商談会」がありました。
通常であれば、水産加工会社の営業が気仙沼の品物を東京に持って行き、東京でバイヤーへ売り込むのですが、今回は有名百貨店のバイヤーが気仙沼に集まり、
気仙沼の水産加工会社などがバイヤーと商談のすることができました。
発表によると三越、小田急、全日空を含む30社のバイヤーが来られたそうです。
さらに今週は「初カツオ」の水揚げが気仙沼港であり、
職場や商店街、新聞やニュースでも話題となりました。
初鰹を食べると寿命が2年延びる、という言い伝え?もあり、
町全体が活気づいたようでした。
また改めて報告いたします。
May 21, 2013 11:19 PM
お疲れさまです、気仙沼市村井です。
こちらも少しずつあったかくなってきました。
仕事も先週と変わらず前回の毎日です。
さて、ここまで気仙沼をほめる内容ばかりでしたので、今週は町田に比べて気仙沼の不便なところです。
1)本屋さんの品ぞろえがいまいち→2店舗あるのですが、どちらもメジャーなものしか置いていないため、Amazonで注文する事が多いです。
2)電気屋さんが少し高い→ケーズデンキしかないので競争が働かないのか、高いです。これもAmazonかビックカメラの通販を利用しています。
3)ガソリンが高い→本日給油しましたが、レギュラーでセルフスタンドで150円でした。ここがほぼ最安値なので、いかに高いかご理解いただけるかと思います。
4)車がすぐに汚れる→震災復興のためのダンプ走行、土地かさ上げのための造成工事など、とにかくホコリが多く、出勤するときにはきれいでも、帰りには窓にはホコリがはっ
きり見えます。
5)公共交通機関がやや貧弱→町田のバス網を見慣れているせいかもしれません。基本的には移動は車です。
こんなところでしょうか。
6)中古ショップがない→ブックオフがないので、不要品の処分には困ることがあります。安く書籍を買うこともできません。いまのところ解消法はみつかっていません。
7)ジョギングコースがない→やっと市立体育館周辺に歩道付きの安全なコースを見つけました。マラソン自体は余りはやっていません。
ここまで書いて考えてみると、町田が便利すぎるだけなのでは、という気がしてきました。
当然上記の不便なところは致命的ではなく、むしろこのあたりでは便利な方だと思います。
イオン、100円ショップ、コンビニ、郵便局、銀行、携帯電話ショップ、など一通りそろっていますしね。
また、不便さを補って余りあるほどの住みやすさや自然があり、気仙沼の方が優れていることもあります。
引き続き気仙沼の良いところをお伝えしていきたいと思います。
Tuesday, May 14, 2013 11:43 PM
気仙沼市村井です。
間があいてしまいました。申し訳ありません。
今週末に大槌町の神野さんが気仙沼市に遊びに来ることになりました。
反対に私も大槌町を訪問する事になっています。
被災地というくくりでは同じですが、
状況はかなり違うようですので勉強したいと思います。
気仙沼市は今日も温度変化の大きい一日でした。
昼間は20度越えなのに、夕方は雨で10度ちょいまで下がり肌寒いです。
さて、今週は派遣職員の一日、ということで報告したいとおもいます。
~ある一日~
7時少し前に起床
朝食はトースト2枚と飲むヨーグルト、リンゴ丸ごと一個。
(トーストはイオンで一斤78円、リンゴは職場近くの直売所で10個150円)
東北ローカル紙の河北新報を読む。
朝食を食べながら洗濯機を回し、
終わったら部屋干しする。
火曜日、金曜日は燃えるゴミの日なので、
集積所へゴミ出しをする。
7時45分 仮設住宅を出発。
職場まではクルマを使ってドアtoドアで約20分。
8時過ぎ 職場到着。
作業服に着替え、コーヒーを飲みながら気仙沼市ローカルの三陸新報を読み、地元ニュースを仕入れておく。
8時半 仕事開始。
8時40分まで朝の課ミーティング。
ミーティング後、無駄話をする時間はほとんどなく、
全開で書類、電話、来客と格闘。
12時 チャイムとともにダッシュで
近隣の280円弁当屋へ向かい弁当ゲット。
(ほかにも直売所のお弁当、役所食堂の配達、近所の仮設商店街で外食、といった選択肢もあります。)
12時半 昼食後はデスクで仮眠。
13時 後半の仕事開始。
午後も余裕なく全開で仕事をこなす。
17時15分 仕事終了。
定時で帰るのはアルバイトや臨時職員だけ。
とにかく仕事が多く少しでも残業して明日へ仕事を残さないようにする。
車で通う職員が多いのと、皆さん残業のため、飲み会は少ない。
18時半過ぎ 見切りをつけて会社を出る。
帰宅途中にイオン、ビッグハウス(食品スーパー)に寄ることも多い。
昼食が外食の場合は家メシ、昼食が弁当の場合は夕食は外食、と決めていて、
今日は昼食が弁当だったので、夕食は外食。
ローテーションの都合で、週に一度は食べる寿司。
安く上げるなら「特急寿司」で600円チラシ寿司。
満足感を得たいときはまぐろ漁業組合直営の「北カツマグロ屋」の1000円バクダン海鮮丼。
少し贅沢な時は地元有名店の「ゆう寿司」でフカヒレ寿司を予約。
20時 帰宅
20時30分まで部屋でエアロバイクをこぐ。
エアロバイク終了後、風呂に入る。
21時30分 風呂から上がり寝る支度。
22時 妻とSkype(ネットのテレビ電話)で話す
22時30分 就寝
といったところです。
なんとなくイメージがつかめたでしょうか?
傾向としては、一日中全開で仕事をしているため、
家に帰るとクタクタになってしまいます。
(東京都北区から派遣で来ている職員も同じ意見)
また、とにかく中央省庁や大学教授からの調査もの、現地視察アテンドが多く、
管理職の時間がかなり取られてピリピリしています。
地元住民からは復興が進んでいない、という指摘が多く、
職員はいつもプレッシャーにさらされています。
生え抜き職員のメンタルケアも考慮して欲しい、
と組合は訴えていますが、なかなか考慮されないようです。
それではまた来週報告いたします。
Tuesday, April 23, 2013 11:27 PM
お疲れ様です、今週も報告いたします。
今週日曜日にはしっかり雪が降りました。山側では気温が二度、という道路脇の気温表示が出ており、数センチ積もっています。
地元の方も油断されていたようで、土曜日にスタッドレスはずしたんだよ。
という声が聞こえてきました。
当日の気仙沼市つばきマラソンは雪の中行われたものの、キャンセルが多かったようです。
さてこちらの状況ですが、小野寺防衛大臣が気仙沼市を地盤としていることと、気仙沼市長が小野寺氏の公設秘書を勤めていたこともあり、気仙沼市の状況は中央に伝わりやすい状況にあるようです。
先週末も市長は東京へ出張し、精力的に官庁周りをした結果がすぐ地元新聞に掲載されていました。
ところで、私が配属された商工課は、多岐にわたる分野の仕事があるにも関わらず少ない人数でなんとか回っています。
主な業務は交通、鉱業、物産、商店街、企業融資、仮設店舗及び仮設工場の維持管理なのですが、驚くほどの適用法令の数です。
一例として、道交法、鉱業法、中小企業金融円滑化法、大規模小売店舗立地法、中小小売振興法、
中小企業等共同組合法、建築基準法、自然公園法、都市計画法、
東日本大震災復興基本法、いわゆる復興特区法、不動産登記法、印紙税法、
もちろん地方自治法も関連します。
そのほか宮城県が制定する、補助金関係の例規も頻繁に更新され、
毎日なにかしらの法令を読みながら仕事をしています。
また、仕事をしているなかで感じることとして、
国を始め地方自治体、独立行政法人やJRの震災復興担当として派遣されてくるメンバーは優秀な人が多いです。
考え方、仕事の進め方などかなり刺激を受けています。
能力ではとても渡り合えないので、気合いだけは負けないようにしています(笑) 。
生活についてですが、イオンをはじめとする郊外型店舗が数店舗あるため、日用品に関しては問題なく手に入ります。
飲食店も美味しいお店が多く困ることはありません。
安く魚介類が食べられるせいで、最近までチェーンの居酒屋がなかったとのこと。
あえて不便を挙げるなら、娯楽施設がないところでしょうか。
映画館、ネットカフェ、ボウリング場、カラオケはありません。
電気店もケーズデンキと地元の電気店なので、比較的高めの価格がついています。
スーツはコナカがあり、国産カーディーラーは全てあります。
クリーニングはワイシャツが150円ながら、約10日かかります。
車用品はイエローハット、100均はダイソー、ドラッグストアはツルハドラッグがあります。
ホームセンターはホーマック、ガソリンスタンドはいくつかありますが、本日レギュラーが150円後半のところが多いです。
通販を注文すると、都内にいるときに比べ1日から2日多めに日数がかかります。
携帯ショップも全てあります。
ドコモ、au、ソフトバンクの三社とも、街の中心あたりならLTE圏内です。
(auのiPhoneに限って気仙沼市内はLTEが圏外です。私のiPhoneもauなので入りません。)
取り留めのない報告になりましたが、
今週金曜日に事務所に顔を出しますのでよろしくお願いいたします。
Wednesday, April 17, 2013 9:28 PM
お疲れ様です。
昨晩東北で強い地震がありましたが、
特に問題はありませんので報告します。
Monday, April 15, 2013 11:11 PM
赴任してあっという間に二週間が過ぎました。
桜のタイミングもずいぶん都心とは違っていて、今が咲き始め、今週末が見頃、といった状況です。
今週末は二年ぶりに開催の「気仙沼つばきマラソン」が開催されます。
大島という島に船で渡り、島をコースとして走るマラソンです。
残念ながらマラソンに気づくのが遅く私はエントリーできませんでした。
また、先日職場で歓迎会を開いていただきました。
美味しい海鮮三昧はもちろん、職場の雰囲気そのままのアットホームさで、仕事や趣味の話で盛り上がりました。
お話を伺っていると、課の中でも被災している人もいますし、親戚までひろげれば、ほぼ全員がなにかしらの被害を受けているとのことでした。
そのうちの一人が曰わく、「あまりにもひどい被害だったために、家が流されたくらいでは何にも感じなくなっている」とのこと。
かなり衝撃的でしたが、他の方も「そうだよな~」という感じでした。
ところで、私が気仙沼にきてから、三日に一回は有感地震が起こっています。
関東に住み始めた時も、地震が多いなあ、と思っていましたが、
こちらは本当に日常茶飯事になっています。
今日は揺れていないのに揺れている感じになったりして、震災後を思い出しました。。。
Monday, April 8, 2013
気仙沼村井です。
現地写真を送信します。
1)陸上に打ち上げられた共徳丸
2)完全になくなっているJR線路跡 (黒いのは防潮堤代りの大きな土嚢)
3)地盤沈下の為、雨が降ると水がはけない海沿いの敷地 です。
Wednesday,April 3,2013 8:56PM
お疲れ様です。
赴任して2日経ちましたので報告します。
石渡さんから報告してもらったとおり、
昨日の昼間に組合事務所で四役会議があり、
そこで挨拶させていただきました。
委員長、副委員長、書記長、書記次長が気さくに話して下さいました。
四役会議も聞かせていただいたのですが、
新規採用職員については、ここ数年ほぼ百パーセント加入しているようです。
当局は研修スケジュールなど全くだしてくれないそうなので、
研修スケジュールは無視して独自に動いているとのこと。
大人数の場では勧誘せず、十人以下のグループ毎に事務所に呼び出し、
勧誘しているのが効いているようです。
ちなみに事務所までは分会長が連れてきます。
仕事については、産業郎商工課商工労働係というところに配属されました。
仮設店舗、仮設工場を独立行政法人中小機構がバンバン建てて市に譲ってくれるので、
それを商店や工場主に貸す仕事です。
仕事の膨大さの割にかなり少ない瞰員が、
努力と根性で乗り切っているのは、町田市と似たような状況です。
今回はベテランニ人が係から抜かれた穴を派遣職員二名で補う、
というムチヤな異動で頭を抱えているようです。
最後に現地の状況ですが、
海に近い低い土地は更地となりなんにもありません。
あえていうなら家の土台が残っているだけです。
ただし震災のガレキは目に付く所にはもうありません。
国道沿いには新設の標識があり、
「過去の津波の浸水はここから」「過去の津波の浸水はここまで」
と出ています。
え!?こんな高い所まで?というところもあり驚いてしまいます。
また改めて報告いたします。
1. 市民向け広報誌「ひろば」の発行
これまで、市職労では市民向けに情報発信する広報紙「ひろば」を1年に1回発行し、新聞折込の形で約14万世帯に配布してきました。息の長い取組みで、既に26号を数えています。
今後は、ホームページを充実させ、市民と市職労をつなぐかけはしとして、展開させていきます。
2. 自治研活動
自治労が自治体職員で組織されていることから、賃金労働条件と同時に自治や職場の業務のあり方について、調査・研究を活動の大きな柱としています。そうした活動を自治労では『自治研活動』と呼びます。
公務労働職場の新しい仕組みや制度について、働く者の立場・サービスを受ける市民としての立場でどう考えるのかなど、幅広く問題提起を行っています。また、共に働く公共サービス労働者や、市民と一緒に「市民活動・住民活動と自治研究活動の新たな関わり」を構築し、地域への発信を行っていきます。一方で、市行政・財政の現状把握と問題提起に向けた視点を養う場としての活動に取り組んでいます。
2012年度のまちだ自治研究センター学習会は、下記のとおりです。
開催月日 | 場所 | 講師・テーマ |
参加 者数 |
---|---|---|---|
2012年2月17日 |
森野分庁舎 4階会議室 |
中川幾郎 氏(帝塚山大学大学院法政策研究科教授) 「分権時代における公務職場」 ~元気を出そう公務員~ |
38名 |
2012年8月2日 |
市役所 6階会議室 |
馬場昭乃 氏(前町田市財政部次長・財政課長) 「町田市の行財政について考えてみよう」 Part1: 財政編 |
23名 |
2012年8月22日 |
市役所 3-1会議室 |
古川景一氏(弁護士) 「自治体側からの取組みによる公契約を目指す ~公契約で何が変わるか~」 |
50名 |
2012年9月4日 |
市役所 5-3会議室 |
石坂泰弘 氏(町田市政策経営部企画政策課課長補佐) 「町田市の行財政について考えてみよう」 Part2: 行政(基本計画)編 |
13名 |
センターの通年研究の場としては、「データから読む町田の親子の姿プロジェクト」の活動が続けられています。プロジェクトリーダーは内田和子さん(本町田保育園分会)がつとめ、保育園、子ども総務課、子育て支援課、高齢者福祉課、市民課、企画政策課の組合員らが参加し、次世代育成支援対策推進法に基づく行動計画策定のために、町田市が実施したアンケートの集計結果をテキストに、町田の親子の姿を浮き彫りにしようと、熱心に議論をつづけた結果を取りまとめ、報告書を作成する予定です。
また、職場自治研の取組みとしては、水道支部の解散に伴い、3月27日に特別講演会「水道事業東京都一元化の歴史」(講師:元武蔵野市職員労働組合委員長 岩井 勝正 氏)が開催され、その中で「町田の水道を考える会」の立ち上げが提起され、今後も定期的に活動していく予定です。また、図書館六分会においても2月と7月に関係団体と共に勉強会を開催するなど、継続して積極的な活動を行っています。
3.『戦争を語り継ぐ会』の取組み
67前、日本は、アジア・太平洋地域に対する植民地支配と侵略戦争によって2,000万人に及ぶ犠牲者を出すなど、世界の人々に多大な加害をもたらしました。一方で沖縄の地上戦、東京大空襲、ヒロシマ・ナガサキの原爆投下など国内でも300万人を超える犠牲者を出しました。その反省から、1947年5月3日に、平和主義、基本的人権の尊重、主権在民を三大原則とする日本国憲法が誕生したのです。
しかし、戦後日本は、歴代自民党内閣のもとで憲法の理念を実現できずにきました。戦争の放棄と戦力の不保持を決めた憲法9条は空洞化され、日米安保条約に基づく在日米軍基地は米国の世界覇権の拠点となり、今や世界有数の戦力である自衛隊の海外派兵も日常化しています。一方で、戦前からのアジア蔑視の政治意識は温存されています。
2009年8月、戦後初めてといえる政権交代が実現し、民主党中心の連立政権が成立しました。しかし、日米同盟基軸と憲法見直しを打ち出す政党がその後も議席を増大させています。
北東アジアの非核化と平和に向けて、平和環境の醸成や人権・民主主義の確立、人々の「命」や生活を重視する「人間の安全保障」の政策実現の取組みが求められています。戦後67年、戦争経験者が少なくなりつつある中で、再び日本が戦争する国に踏み出すことがないように、地域から市民が声をあげ続けることがなにより重要です。
こうした中、市職労が町田地域の仲間とともに『戦争を語り継ぐ会』の活動をはじめて17年になります。この間、微力ながらその活動をつうじ、「戦争反対!平和を!」「脱原発!」などの声を組織内にとどまらず町田市民にアピールしてきました。
2012年度の取組みは次のとおりです。
〇2月1日 会場:町田市民フォーラムホール
講演会「基地も原発もない世界は可能だ」講師:伊藤千尋氏(国際ジャーナリスト)
※第四次厚木爆音訴訟原告団町田支部、原発事故を考える町田市民の会等と協賛
〇2月26日 会場:和光大学
小出裕章さん講演と対話「すべて知りたい原発のこと」
※原発事故を考える町田市民の会等と協賛
〇9月25日 会場:町田市民ホール会議室
上映会「第4の革命 - エネルギー・デモクラシー」
三多摩平和運動センターの方針で各地域にはそれぞれのセンターが作られていますが、町田ではこの間の実績から『戦争を語り継ぐ会』が実質的にその役割を担っています。
『戦争を語り継ぐ会』の活動は、平和の課題が中心でありますが、これにとどまらず構成労働組合の連携は、様々な形で広がっています。市職労の活動は独りよがりでは進まないことから、働く仲間や市民を交えた地域の支えはとても重要です。
なお、第四次厚木基地爆音訴訟には市職労組合員も参加していますが、原告団町田支部への側面援助も組合として行っています。
※『戦争を語り継ぐ会』構成組織
自治労町田市職員労働組合 町田市公立学校教職員組合
東京土建一般労働組合町田支部 自治労都庁職建設支部南多摩東部建設事務所分会
自治労町田市役所ユニオン 国労神奈川地区本部町田・橋本駅分会
4. 古本リサイクル委員会の活動
労働組合活動を通した「社会貢献と国際連帯」をキーワードにした、町田市職労の古本リサイクル運動です。
旧本庁舎1階に古本リサイクルコーナーを設け、一冊10円から30円で市民から提供された蔵書を販売しました。このコーナーはいつも訪れる人が絶えず、リサイクル活動への興味・関心の高さには驚くばかりです。「在庫を切らさないように」と、本の在庫確保のために組合窓口への寄付と組合の車による回収を行いました。また、10月23日には文学館まつりにも参加してきました。
新庁舎移転後は、古本リサイクルコーナーの場所及び蔵書の保管場所が確保できず、一時的に活動を中断しています。現在、再開に向けた協議を進めていますので、再開の際には皆様のご協力をお願いします。
収益金は、「古本リサイクルで国際交流」を合言葉に、下記団体に寄付しています。
1. ラオスの子供に本を送る会(ラオス子ども) 100,000円
2. 日本国際交流センター(ダルニー奨学金) 100,000円
3. エファジャパン 50,000円
5. エコキャップ運動への参加
ペットボトルのキャップで世界の子どもにワクチンを届けようと始められた環境保全行動へ協力しました。小さなキャップでも混ぜてしまえゴミ、分ければリサイクルして価値ある材料になります。キャップ400個で10円となり、20円の「ポリオ
Wednesday, June 19, 2013 7:28 AM
気仙沼市村井です。
昨日から東北地方は梅雨入りしました。
例年よりも約1週間遅れだそうです。
洗濯物はもともと部屋干しだったので、それほど影響はありませんが、
やはりパリッとは乾かないですね。
また、昨日の朝は鳥の声で目が覚めたのですが、
よーく聞くとカモメが鳴いていました。
町田ではあり得ないシチュエーションに、少し感動です。
さて、気仙沼では大きなニュースがありました。
津波で住居を失った方々が生活再建をするための土地の造成が一部で着手されたのです。
防災集団移転促進事業といって、地元の方々がグループを組んで、
再建場所の話し合いをおこない、その結果を持って市が用地買収や工事を行います。
用地買収交渉や、グループの意志決定などに時間がかかり、
二年三ヶ月を過ぎてやっと着手されました。
地元ローカル紙では、一方的に市の業務が遅い、書いていますが、
地域により様々な問題があり、それをひとつひとつ解決してきた行政の貢献に触れていないのは、
とても偏っており残念です。
ところで、今週は「こぶし」に載ることを前提に、
プレゼント企画をしたいと思います。
プレゼントは「カツオまるごと一匹」です。
揚がってすぐ店頭に運ばれたカツオを、クール宅急便にて配送します。
もし魚が捌けるようなら魚のまま、捌くのが難しいようならサクにしてもらい送ります。
限定1名、応募には住所氏名連絡先をお知らせください。
(抽選や先着など、決め方はお任せします。)
もし「金を払うから送ってほしい」という方がもしいればお知らせください。
魚代と配送代の実費にてお送りします。
(その日の魚の大きさで値段が多少変わりますが、三千円程度見ていただければOKです)
なお、執行委員会へも別途一匹送りたいのですが、
飲み会の予定はありますでしょうか?
もし飲み会の予定があり、捌いてくれる飲み屋であれば、
魚のまま送りますので、検討してみて下さい。
それではまた来週報告いたします。
ワクチン」で1人の子どもの命が救えます。CO2削減・環境貢献と社会貢献ができます。町内会など市民の協力や、組合事務所・古本リサイクルコーナー・水道支部の回収容器から、2012年7月25日現在で累計2,342,880個(ワクチンで2,928人分)が集められました。
古本、ボトルキャップの提供をとおして、組合と市民との顔の見える関係が広がっています。
しかしながら、新庁舎移転に伴い、エコキャップの保管場所が確保できなくなったため、現在は活動を休止しています。今後どのような形でこの事業を継続できるかを協議しているところです。
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